※本記事にはPRを含みます
「夜勤のたびに回復が遅くなる」
「親の介護が現実味を帯びてきて、このままでは共倒れしそう」
「でも、辞めたらお金が不安で動けない……」
看護師歴約20年のAさん(仮名)は、33歳で体力の限界を悟り、40代の今は「働き方とお金」を再構築し始めています。
この記事では、現金派だった40代が怖さを抱えたままNISAを始めた手順、そして“介護に備えた週3勤務の戦略”**を、インタビューの言葉を軸にリアルにまとめます。
※本記事はインタビューをもとに再構成しています。
※投資の記載は体験談であり、特定の金融商品を推奨するものではありません。最終判断はご自身で行ってください。
この記事で分かること
・看護師が体力の限界を感じる「逃してはいけない警報サイン」
・介護と仕事を両立させるための「やらないことリスト」の作り方
・現金派の40代でも迷わず進める「NISA開始の3ステップ」
1. 33歳で訪れた体力の限界「話しながら寝てしまった」
Aさんが限界を感じたのは、3交代勤務と育児が重なった33歳の頃。

「深夜勤の朝6時、入院説明の最中に話しながら寝てしまったんです。
笑い話みたいですが、あの瞬間にこのままでは重大なミスにつながるって恐怖を感じました」
「少し寝れば大丈夫」が通用しなくなる。
それが、看護師にとっての真の限界なのかもしれません。
Aさんはこうも話していました。

「体力が落ちたというより、休めないが続くのが一番きつかったです」
2. あなたは大丈夫?身体が出している「警報サイン」
Aさんの体験から、働き方を見直すべきサインをチェックリストにしました。
ポイントは「疲れ」ではなく、安全・判断・感情のコントロールが揺らぎ始めるかです。
- 睡眠の質:夜勤前後に1〜2時間しか眠れず、頭がぼんやりした状態が続く
- 患者対応中の危うさ:説明中やケア中に意識がふっと遠のく/言葉が出てこない瞬間がある
- 単純作業で落ちる:心電図・採血後の止血・処置の片付けなど、同じ動きが続く場面で眠気が限界になる
- 心理:「疲れた」より先に、老い・終わり・限界を具体的に想像して気持ちが沈む
- 環境:休憩や仮眠が取れないことが当たり前になっている/「取れた人がラッキー」な文化になっている
Aさんが特に怖かったのは、ここでした。

「深夜勤の朝6時、入院説明の最中に話しながら寝てしまったんです。
さすがに、これは自分でも危ないと思いました」
記録でウトウトする、申し送りは気合いで乗り切る——そういうあるあるとは別に、患者対応中に落ちるのは、かなり強い危険サイン。
もし近い感覚があるなら、働き方を見直すタイミングかもしれません。

「怒られないように気合いで保つ」のは限界があります。壊れる前に、休める仕組み(勤務形態・部署・契約条件)へ逃げ道を作っていい。
3. 体力より先に「心が折れる」人間関係のノイズ
Aさんが職場に見切りをつける決定打になったのは、体力だけではありませんでした。

「低レベルな派閥争いや、ライフステージの変化への心ない対応に時間を割くのが、もったいなくなったんです」
看護そのものではなく、「看護以外のノイズ」で消耗しているなら、その職場に留まる価値は薄れていきます。

「仕事は仕事。そこに感情を乗せられるのが一番しんどかったです」
(※個人が特定される恐れがあるため、出来事の詳細は必要以上に具体化していません)
4. 40代からの戦略「やらないこと」を決めた働き方(週3・夜勤の寄せ方)
Aさんは復職にあたり、以下の条件を絶対の線引きとして言語化しました。
- 週3勤務をベースにする
- 名もなき新人フォロー(サービス残業)を引き受けない
- 夜勤は週末に寄せ、平日の生活リズムを死守する

「やらないを決めたら、気持ちがすごく楽になりました」
「頑張り方」より先に、やめ方(線引き)を決める。これが40代以降の現実解だと思います。
レバウェル看護
Aさんのように「週3・残業なし」を自力で交渉するのは、正直ハードルが高いです。
条件交渉に強いパートナーを味方につけて、まずは 自分の希望が通る求人があるか を知るところから始めるのも一つの手です。
[▶︎ 40代からの柔軟な働き方を相談してみる( レバウェル看護 )]
5. 親の介護が「看護師としての自分」を追い詰める
看護師は、介護の厳しい現実を現場で見ています。だからこそ、自分の親の将来が人一倍リアルに想像できてしまう。

「認知症が進んでから受診につながって大変だった方や、
適切な公的サポートを受けられずに家族が抱え込んでしまったケースも見てきました。
そういうのは避けたいです」
Aさんが言いたかったのは、「介護が始まってから慌てる」のではなく、早めに気づける関わり方(連絡頻度・通院・相談先)を作っておきたいということでした。
そして現実的な問題として、介護は「時間」と「お金」を削ります。

「介護が始まれば、仕事をセーブして収入が減る可能性があります。
その時、家で稼げる手段や、資産の裏付けがあると心の支えになります」
体力の限界に加えて、介護問題。
この2つは別々ではなく、同時にやってくる可能性がある——それが40代のリアルです。
6. 現金主義の40代が「5か月」かけてNISAを始めた理由
Aさんはもともと現金派で、投資は「怖い」「自分には無理」と思っていたそうです。

「投資で負けて人生が壊れる…みたいなイメージが強かったです。
算数も苦手で、私には無理だと決めつけてました」
それでも動いたのは、家族の将来が具体的に見えたから。
Aさんは、上の子と年の離れた末っ子を育てています。
その結果、上の子の教育費が増える時期と、末っ子の将来に備える時期が重なることが分かり、「このまま現金だけで大丈夫かな」という危機感が現実味を帯びました。

「家計、大丈夫かな?って急に現実味を帯びました」
そして、ちょうど新NISAの話題が増えていた時期でもあり、情報に触れる回数が増えたことも後押しになったそうです。
7. 現金派の40代でも迷わず進める「NISA開始の3ステップ」
Aさんがたどり着いたのは、「怖さを消してから始める」のではなく、怖いままでも崩れない設計を先に作るという考え方でした。
Step 1:生活防衛費を確保する
目安:手取り月給×6か月分を現金で確保
(※家庭状況により増減)
Step 2:余剰資金を把握する
投資に回しても生活が壊れない額を、現実ベースで決める
Step 3:怖いままでも口座を作る

「動画と画面が違って不安だったけど、とりあえず進めました」
「完璧に理解してから」じゃなくていい。
生活防衛費+余剰資金が守れていれば、前に進めます。
マネードクター
「数字を見るだけで頭が痛い……」という方は、プロと一緒に家計の棚卸しをするのが近道になることもあります。
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8. 昔の自分に伝えたい「貯蓄の方法は一つじゃない」
インデックス投資は15年持てば…という考え方に、Aさんは救われたと言います。15年後は、ちょうど子どもが大学へ行く頃。

「投資の正解を探すより、
将来の不安を減らすための手段が増えたことが一番の収穫でした」
そして、昔の自分に言いたい言葉はこれ。

「貯蓄の方法は1つじゃないよ!」
まとめ:看護師の人生を守る「3つの盾」
- 働き方の盾:やらないことを決め、自分の身体を最優先で守る
- 知識の盾:介護・制度を、看護師の視点+生活者の視点で備える
- お金の盾:現金一択から卒業し、NISAを「自分年金」として育てる
Aさんの言葉が最後に残ります。

「死ぬこと以外はかすり傷」
新人の頃に自分を支えたその言葉は、40代になった今、
「備えがあるから、何があっても大丈夫」という確信に変わってきているのかもしれません。