【体験談】函館 応援ナース6か月|精神科メインでも通用/寮・夜勤手当・1日の流れ

【体験談】函館 応援ナース6か月|精神科メインでも通用/寮・夜勤手当・1日の流れ

函館での応援ナース6か月の実体験。
寮(家賃約2.5万円)、夜勤6〜7回・仮眠2.5時間、夜勤手当約1.2万円、総支給40万円強。
精神科メインでも通用したコツと失敗回避を、持ち物・1日の流れ・人間関係まで具体策で解説します。

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函館の応援ナースを選んだ理由

「はじめての応援ナース、本当にやっていけるのかな…」

そんな不安を抱えていた私が、函館での6か月に答えを見つけました。なぜ函館を選んだのか、他の候補地との比較軸、初回配属で特に重視した3つの条件(精神科・寮あり・徒歩通勤)について具体的に解説します。この記事が、あなたの不安を「期待」に変えるきっかけになれば嬉しいです。

本記事は私の体験談・一般情報であり、特定の医療判断を勧めるものではありません。勤務上の判断は所属の手順や上長・主治医の指示に従ってください。

【決め手】なぜ函館を選んだか|他候補と比較した3つの条件

結論から言うと、私が函館を選んだ決め手は

『精神科での経験を活かせること』

『生活の基盤となる寮が完備されていること』

『通勤時間を最小限に抑えられること』

の3点でした。

期待とギャップ:広さの感覚が別世界

「まっすぐな道を風切って走りたい」

——現実は、“100kmはちょっとそこまで”の世界。札幌〜函館も日帰りの話がちらほら。最初は距離感にビビります。でも、移動時間を生活の前提に組み込むと、暮らしが一気に楽になります。

前日の最大不安と解消

赴任1週間前に現地入りし、制服裾直し・ごみ分別・ライフライン契約・指定銀行口座開設まで一気に整備。不安は“やることリスト”に分解し、エージェントへ逐次相談して心拍数を下げました。

赴任直後「助かった/困った」

  • 助かった: 同時期に新人が入職。(4月1日入社)“同期”ポジで相互に聞ける。
  • 困った: 初日から契約期間の延長打診。雰囲気も掴めないうちは保留が無難。

赴任準備と求人選びの型

「給料も寮も良さそう…でも本当にここで大丈夫?」

——そんな迷いを解くのは、同じ物差しで比べ、口コミで裏どりし、条件は交渉前提で詰めること。最後に“持ち物の最適解”まで整えれば、赴任前の不安は段取りに変わります。

比較軸と交渉余地

必須比較:時給/夜勤回数/契約期間(3・6・12か月)/寮条件(徒歩分・家電・Wi-Fi・実費) 交渉前提:上記は“提示=確定”ではない。複数社で条件表と口コミを確認してから返答。

複数登録&口コミ

同じ病院でもサイトで条件差あり。登録者限定口コミは人間関係・延長圧・残業の実情が分かり、ミスマッチを大幅に減らします。

持ち物Top5/要らなかった物Top5

良かった(Top5)不要だった(Top5)
モバイルWi-Fi(寮は個別契約)大型調理器具
室内干しセット(ピンチハンガー+除湿剤)紙の本大量
小型サーキュレーター(暑さ&洗濯乾燥)冬物アウターを複数枚
延長コード&電源タップ大型収納用品
現金少額&交通IC(路面電車・タクシー用)車用の細かなアクセ類

交通手段と費用感

福井→苫小牧東港のフェリー(サウナ付)を選択。赴任手当5万円で賄えました。


配属先と業務範囲のリアル

精神科慢性期/約500床。採用時の説明と実態の差は小。 SOAP記録。医療廃棄物の分別ルールは病棟ごとに違い、最初は戸惑い。 患者さんの方言×義歯が聴取の難しさに直結。地元出身スタッフに橋渡ししてもらうと一気に解像度が上がります。


1日の流れ

  • 初日:オリエン半日→即実務へ。
  • 日勤:情報収集→薬確認→食事確認→ADL介助(おむつ/入浴/食事)→検温→必要時点滴。
  • 夜勤:申し送り→上記の継続。
  • 申し送り:約30分。カンファは新人の発言を促す場づくりが課題に感じました。

夜勤・残業・体調管理

2交代/夜勤6〜7回/仮眠2.5h/残業ほぼゼロ(申請1hのみの月あり)。

コツ:寝る時間を固定/仮眠前のカフェイン控え/補食を小分け


人間関係の作り方(最大の不安に効く)

  • 初週:名前と顔→毎回の一声で土台づくり。
  • 応援の振る舞い:「ここでは初めてなので、まず見学でもいいですか」で先輩の顔を立てる。
  • 難しい相手:無理せず物理距離×業務距離。パワハラは管理職→院内相談窓口/産業保エージェントの順に相談。

函館の寮と生活コスト

家賃約2.5万(補助後)/光熱自己負担/モバイルWi-Fi。 室内干しが基本で乾きにくく、コインランドリー併用が快適。 断熱○/防音○。通勤徒歩15分、買い物は近隣スーパー。市電は終電早め→帰路はタクシーになる日あり。


夏の函館ライフ(地域×生活)

クーラーなしが基本。配属年は35年ぶりの猛暑+コロナ罹患で脱水に苦戦。経口補水・送風・遮光で凌ぎました。

休日Best3:

  1. 宗谷岬までのロングドライブ
  2. 400円サウナのある温泉通い
  3. 五稜郭公園横の図書館&カフェで作業

給料・手当・生活コスト

  • 夜勤手当:約1.2万円/交通費なし/住宅補助あり(家賃2.5万程度)
  • 月収(本人明細ベース):総支給40万円強/手取り30万円台後半(社保・税控除後の概算)
  • 出費のコツ:コンビニ頻度を“週○回”で管理。飲料はまとめ買い、作り置き2品を回すだけで体感コストが落ちます。

しんどかったことと乗り越え方

  • SNS運用の教訓:職場の出来事は個人や組織が特定されない範囲で記録します。見解は私個人の体験に基づくもので、事実確認は可能な限り複数人に当たります。
  • 失敗→再発防止の型 夜勤明けに漢方を取り違え。以後、声出しダブルチェック、薬トレー色分け、一旦止まるを徹底。

向き不向き/初めての人への助言

  • 向く人:臨機応変/まず馴染んでから提案できる。
  • 向かない人:前職のやり方に固執/高プライド。
  • 精神科バックグラウンド:対話力・観察力・安全意識は強み。混合病棟は確認回数を増やす運用で補強。
  • 求人票の見方3つ:①自分の得意領域一致 ②口コミで人間関係・延長圧 ③寮条件と通勤動線。

まとめ&行動リスト

  • 比較する(時給・夜勤・契約・寮)
  • 口コミを見る(人間関係・延長圧・残業)
  • 条件をすり合わせる(交渉前提)
  • 準備チェック(到着1週間前に現地入り/ライフライン/ごみ分別/通勤動線)

迷っているなら、“比較→口コミ→交渉”の3ステップから。 精神科メインでも大丈夫。

今日やること:比較→口コミ→交渉(3分で仮登録)▶︎


Q&A

  • Q. 精神科メインでも応援で通用する?
    • A. 対話・観察・安全意識が強み。混合病棟は確認回数↑で補強。
  • Q. 初回は3か月 or 6か月?
    • A. 3か月で相性確認→延長が無難(最初に意思表示)。
  • Q. 寮チェックの必須3点?
    • A. 徒歩何分・家電/Wi-Fi・実費+室内干し可否。