※本記事にはPRを含みます
今日も病院に行けましたか。
怒られた日も、泣きそうになった日も、「もう無理かもしれない」と思いながら白衣を着た日も——それでも来たあなたに、まず言わせてください。
今日もきてくれて、ありがとう。
毎日怒られてばかりで「自分は看護師に向いていないんじゃないか」と悩んでいませんか。同期と比べてできない自分が情けなくて、明日の朝が来るのが怖い夜があるかもしれません。
この記事は、そんなあなたに向けて書きました。
私は看護師15年目。認定看護師として全国5か所を渡り歩く「応援ナース」として働いています。でも15年前の私は、今のあなたと全く同じ——ベッドサイドで泣き崩れるほどのどん底の新人でした。
読み終わる頃、あなたの心が少しでも軽くなれば、それだけで十分です。
1年目がつらいのは、あなたの能力のせいじゃない
はっきり言います。
看護師1年目がこれほどきつい思いをするのは、あなた個人の問題ではなく、構造的な問題です。
覚えることが膨大すぎる。常に誰かに怒られる。一歩間違えれば命に関わるというミスの恐怖が24時間頭から離れない。
「みんな通る道だから」という言葉で片付けたくはありません。
あなたは今、本当によく頑張っている。
まずその事実を、自分自身で認めてあげてください。
私が10円ハゲを作りながら泣いていた頃の話
今でこそ全国を飛び回りながら楽しく働いている私ですが、新人の頃は本当に「できない看護師」でした。
あまりのストレスで10円ハゲができました。
追い詰められて、患者さんのベッドサイドで泣き崩れたこともあります。「自分はなんてダメな看護師なんだろう」と、毎晩自分を責め続けていました。当時の私には、認定看護師になるなんて、1ミリも想像できませんでした。
でも、15年続けてこられました。
今の職場で評価されないからといって、あなたに看護師としての才能がないわけでは決してありません。 今いる場所が、世界のすべてではないのです。
1年目のあなたに今すぐ伝えたい5つのこと
① ミスは、真剣に取り組んでいる証拠
ミスを引きずってしまうのは、あなたがそれだけ看護に真剣だからです。
1年目がミスをするのは当然です。 それを個人の責任として責め立てる現場の体制にこそ問題があります。ミスした事実より、次にどう動くかだけを考えてください。
② 「わからない」と言える勇気が、最大の武器
できないのに「できます」と言ってしまう方が、よっぽど危険です。
「わかりません、教えてもらえますか」と素直に言える1年目は、実は周囲から最も信頼されます。私も今でも、新しい現場に行くたびに「わかりません、手伝ってください」と言い続けています。
③ 「今日1日」を乗り越えたら、それで満点
1年後や3年後のことを考えなくていいです。
今日、白衣を着て病院に行き、無事に帰ってきた。それだけで十分すぎるほど合格です。 明日のことは明日の自分に任せていい。
④ 「辞めたい」と思うのは、正常な反応
辞めたいと思う日があっても、これまで続けてきた日数の方が多いはずです。
その感情を抱えたまま、それでも現場に立ち続けた自分を、どうか褒めてあげてください。辞めたいと思いながらも来た今日は、あなたの人生で一番勇気のある一日かもしれません。
⑤ 看護師という選択肢は、一つじゃない
今の職場が合わないだけで、看護師という仕事自体が向いていないわけではありません。
命を削ってまで守るべき職場なんて、どこにもありません。一番大切なのは、あなたの心と体の健康です。
「石の上にも3年」はもう古い。逃げ道は必ずある
「新人なら急性期で3年は頑張れ」という言葉をよく耳にするかもしれません。
確かに学ぶことは多い。でも心身を壊してまで続ける必要はありません。
私は脳神経外科・精神科・介護の現場を経験してきましたが、人には必ず向き不向きがあります。私が応援ナースという働き方を選んだことで、夜勤なしの日勤常勤という理想の生活を手に入れました。
看護師免許さえあれば、20代、30代、40代、50代でも、いつでもどこでもやり直せます。
今の環境がどうしても辛いなら——
- 部署異動を相談する
- 転職で職場を変える
- 応援ナースとして全国を渡り歩く
逃げ道は必ずあります。逃げることは、負けではありません。自分を守るための、賢い選択です。
まとめ|今日も病院へ来てくれて、ありがとう
最後に、一番伝えたいことを書きます。
「今日も病院に来たあなたは、本当にすごい」
他人と比べなくていい。同期と比べなくていい。昨日の自分より少しだけ前に進めたなら、それで十分です。
かつてベッドサイドで泣き崩れていた私が、15年後にこうして笑いながら全国を飛び回っています。これがその証拠です。
今いる場所が暗闇に見えても、その先には必ず光があります。
あなたは一人じゃありません。