※本記事にはPRを含みます

本記事は私個人の体験談・一般情報です。条件・待遇・制度は施設・自治体・時期により異なります。最終判断は各種公式情報でご確認ください。
「応援ナースとして種子島に行ってみたいけど、給料や寮の生活、台風の影響って実際どうなの?」
そんな疑問を持つ方へ。この記事では、私が10ヶ月間リアルに体験した求人の選び方・収入・住まい・離島リスク対策・休日の楽しみ方までを徹底解説します。
🎥 動画でチェック!実際の寮や病院の雰囲気、休日の過ごし方はこちら

なぜ「応援ナース × 種子島」を選んだ?(決め手・他候補比較)

- 決め手:根室で応援中、友人の推薦→転職サイトに相談。
- 沖縄より給料が良かった/“南国で働きたい”希望/首都圏・北海道を経験済で環境チェンジのタイミング。
ちなみに、私が函館で応援ナースをした体験談はこちら
- プラス要素:ロケット打ち上げのスケジュールに合わせてシフト調整の文化があると先輩から聞いた(非保証・現場次第)。
- 不安とギャップ:離島生活の漠然不安(船・欠航)→実際は人が優しく温暖で、働きやすさを実感。来島直後は海況がおだやか。※船酔いエピソードは同僚にあり。
ひとことで:
“給与条件とライフスタイルの両立”を種子島で実現できたのが最大の決め手。
種子島の求人選び・応募〜配属まで

- エージェント比較軸:時給・夜勤有無、寮の条件(場所・設備・光熱費・Wi‑Fi込みか)、交通費支給、更新ボーナス、担当者のレス。
- 面談〜内定の流れ:提示条件でチェックしたのは日勤のみ可/教育体制/配属科。配属先との相性(科・夜勤回数・申し送り文化)を最重視。
- 赴任交通:飛行機 or 高速船。赴任交通費として10万円支給(私の事例・一部手出しあり)。
- 赴任前にやってよかった手続き:住民票の移動/通信プラン見直し/必要物資の郵送。
給料・手当・費用(リアル公開)
- 相場(私の実績):月収35〜40万円。私は日勤のみで夜勤なし→支出が抑えられ貯蓄率UP。
- 手当:赴任手当+交通費で合計10万円支給(私の事例)。更新ボーナスは契約次第。
- 寮費:月1万円(駐車場・電気・ガス・水道・Wi‑Fi込み)。さらに家賃半額補助5,000円が出て実質5,000円で居住。
- 生活費:食費・日用品は控えめでOK。ガソリンは200〜220円/Lと高め(当時)。移動距離が短いので総額は許容範囲。
- 自治体支援(私の利用例):西之表市のIターン移住支援(当時)20万円。条件:6ヶ月以上延長/住民票移動/前年の滞納なし。※制度は変更の可能性あり、最新は市の公式で必ず確認。
▶ 詳細は西之表市公式HPをチェック
令和7年度 西之表市人材確保対策事業 https://iju-tanegashima.jp/pages/165/
ポイント:夜勤なし×固定費低め×一時金で、収支は本土時代より好転。
地域によって給与や生活費の差が大きいので、都市部(横浜)での応援ナース体験談もぜひ参考にしてください。
→ 横浜応援ナースのリアル体験談|給料・寮・休日の過ごし方
勤務内容・教育体制・夜勤の実情
- 配属:精神科閉鎖病棟。ゆったりめの時間感覚で患者さんに向き合える環境。介護士さんも穏やか。
- 教育:オリエン1日+指導3日〜1週間で独り立ち。カルテは紙運用(慣れるまでは申し送りでフォロー)。
- シフト:私は日勤のみ。一般的には夜勤5〜6回の枠があるとのこと(病棟・時期で差)。
- 期待値:応援ナースとして即戦力+ローカルの流儀に合わせる姿勢が求められる。
種子島での暮らし(寮・買い物・交通・ネット回線)
- 寮:病院敷地内で通勤0分。キッチン・洗濯機(全自動乾燥)・Wi‑Fiあり。
- 車は必須?:あると便利。ただしペーパードライバー/自転車不可でもバス等で生活可の同僚も。
- 買い物:スーパー・ドラッグストアは大きめ、正月も営業。コンビニはファミマ。
- ネット:病院Wi‑Fiは安定。郵便は遅め。
- 医療インフラ:重症は鹿児島本島受診になることも。
- ATM・現金:楽天銀行×ファミマATM非対応で焦った経験→キャッシングで現金調達。現金オンリーの店もあり、少額の現金は携行。
台風や欠航など離島ならではのリスク管理
- シーズン:8〜9月が山場(私の体感)。
- 経験:私の在任中は停電・断水・通信障害なし。ただし台風・霧で飛行機欠航は複数回。欠航時はフェリーへ切り替え。
- 現場オペレーション:湿気等で採血や薬の遅延が起き得る→リーダーが天気とドクター来島可否を逐次チェック。
- 備蓄:非常食(パン・カップ麺は消えやすい)/飲料水/現金は多めに。車の駐車位置は木や河原近くを避ける。
- 小ネタ:空港欠航→フェリー港へヒッチハイク成功。島の方の温かさに救われた。
休日の過ごし方・島ならではの楽しみ方

- 海・星空:言葉を失うレベル。夜間のロケット打ち上げは“人生で一度は”級。
- グルメ:漁師町の居酒屋は海鮮が新鮮&高コスパ。
- 交流:ポスターでイベント情報収集。応援ナース同士で遊ぶことが多め。
- サウナ:筋トレのあとのサウナは格別
メリット・デメリット/向いている人・向いていない人
メリット
- 夜勤なし等の希望シフトが通りやすい(現場次第)
- 固定費が低く貯金しやすい
- 自然・星空・ロケットという唯一無二の体験
デメリット
- 欠航・物流遅延など不確実性
- ATMや現金対応など金融インフラの癖
- 情報・物流が本土比で遅いことがある
向いている人
- 比較を口にしすぎない(“前の病院では…”を多用しない)
- 自然や小さなコミュニティを楽しめる
- 飲みすぎないセルフコントロール
これから行く人への持ち物・準備リスト
仕事・生活
- 身分証・保険証・必要書類
- 小型モバイルバッテリー/テザリング可の回線(私は格安→ahamoへ変更/30GBテザリング)
- レインウェア/長靴、防潮・防湿グッズ
- ヘッドライト/懐中電灯、予備電池
- 現金(少額)/キャッシュカード、クレカ
- 調味料・保存食(非常食は多めに)
- 密閉袋/防水バッグ、カビ対策用品
現地で十分
- 100均で揃う消耗品は現地調達
- 寮は寝具完備(私の事例/根室は未完備だった)
Q&A(よくある質問)
Q. 車なしでも働けますか?
A. あると便利。ただ、バス等で生活していた同僚もおり、運用次第で可能。
Q. 寮は個室?家賃はいくら?
A. 個室で月1万円(光熱費・Wi‑Fi込み)。家賃補助5,000円が出て実質5,000円で住めました(私の契約)。
Q. 給料相場と夜勤回数は?
A. 35〜40万円/月が目安。夜勤5〜6回枠の病棟も(私は日勤のみ)。
Q. 台風シーズンはいつ?欠航時は?
A. 体感は8〜9月。欠航時はフェリーへ切替。状況により帰島・復帰が遅れることも。
Q. ネット回線は在宅作業に耐える?
A. 病院Wi‑Fiは安定。私はahamoテザリングでブログ更新も問題なし。
Q. 休日は何が楽しめる?
A. 海・星空・ロケット、海鮮が最高。コンパクトに“濃い休日”。
Q. 初めての離島勤務でも大丈夫?
A. 大丈夫。口コミで生活・勤務の癖を把握し、妥協点を可視化するとギャップが減ります。
Q. 赴任手当・交通費は出ますか?
A. 私は合計10万円を支給いただきました(契約による)。
Q. 契約延長の判断基準は?
A. 夜勤なし/有給が取れる/人が優しいの3点が揃い、6→10ヶ月へ延長。
Q. どんな人におすすめ?
A. 都会に疲れた人、初の離島に挑戦したい人、日勤中心で丁寧な看護をしたい人。
データシート(私のケース)
- 勤務地:種子島(精神科・閉鎖病棟)
- 契約:初回6ヶ月 → 10ヶ月へ延長
- シフト:日勤のみ/(病棟枠としては夜勤5〜6回)
- 給与:35万円/月
- 手当:赴任+交通10万円(合算)
- 寮:1万円(光熱・Wi‑Fi込)→補助で実質5,000円
- 固定費:ガソリン200〜220円/L(当時)
- 自治体支援:西之表市Iターン 20万円(当時条件あり)
さいごに:応援ナース × 種子島は、“働き方のリセット”にちょうどいい
物流や天候の不確実性はあるものの、人の優しさ・固定費の低さ・唯一無二の自然体験で、総合満足度は高め。日勤中心で心身を立て直したい人に特におすすめです。

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